ファミリーコンピュータ 1983-1994

20週年でつくられた本。
企画監修が東京都写真美術館とのことで、全てのファミコンのパッケージ写真が掲載されています。
ピックアップされている作品のみコメント(主に筆者の思い出話が多いがたまに業界裏話なんかも載ってる)が満載だったりと丁寧な作り。
カタログ的な位置づけっぽい書籍ですがインタビューも載ってます。
パッケージ写真は全部掲載されていますが、ゲーム画面がほとんど無いのは残念でした。
パッケージ写真も斜め撮りなので(見た目はとってもカッコイイ)「パッケージの全てを全ソフト分観たい」という人は別の書籍を購入したほうがいいです。

インタビュー記事(以下敬称略)
・宮本茂
・糸井重里
・堀井雄二
・中村光一
・田尻 智
・杉森 建
・小島秀夫
・中 裕二
とってもゴージャスなメンツです。

>「みんなの手にクリエイティブが渡った瞬間に、新しいものが生まれるんです。
無数のクズの中から、実験的なものが育っていくのだと、僕は信じています。
2人や3人でつくったゲームが世界を沸かせる瞬間。
そんな時には、ぜひ僕もゲームをつくっていたいですねぇ」

糸井さんのインタビューの最後がとても印象に残りました。




カラーページがかなり多い書籍なので2500円とちょいとお高めですが
「ファミコンパンフレット本」を欲しいと思ってる人には購入検討に入ってもいい書籍ではないかなと思います。


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