タイトルそのまんまの本です。
「家庭用ゲーム機コンプリートガイド」
ハードと名称を調べるときに便利な本。「カタログ」に近い。
1972年のオデッセイからPS4まで網羅。
ファミコンの発売日は1982年ですが、その世代の前の家庭用ハード(かなり初期)から沢山載ってます。

1ページに1ハード紹介というわけでもなく2、3ハード紹介されてるので本当にガイド本。
こういう系の書籍はページ数が少ない分、調べたいときにすぐ目的のものが見つけられるのがよいところ。
詳しくは載ってないので細かく知りたい場合は使えないです。
各ハードごとのソフト紹介もありますが本当に少ししか掲載されていません。

「コンプリートガイド」と書籍タイトルについているのでその名に偽り無しです。
徹底して「紹介」だけ。

表紙の「ゲーマー魂を刺激する唯一無二のビデオゲーム学術書」
「ファミコン以前の幻のハードも写真付きで解説!さらにゲームソフトも大量掲載!」
というどーでもいいアオリ文章はわざわざ表紙に入れなくていいです。
ださいしその通りではなかったので、この部分だけはよろしくないです。かなり。

自分はファミコン前のハードはまったく知らないので最初の1~2章は面白かったです。
セガ、任天堂、ソニーのハード戦争関連の文章はもう少し何とかならなかったのかw
説明不足を感じます(個人的に)

こういう本に使われる「写真」は専門会社から使用料金出して借りるor買うか、最初から全部撮ってるか、どちらかだと思われますが何故かwiiUだけが写真が綺麗じゃないです↓

・写真の解像度が酷い
・本体は床が反射してるのが写ってる(木目が写ってる)
・ゲームパッドの方は液晶部分のパネルが素人撮影。反射を考えてない
(上の画像だとつぶれてるのでわからないですが実際に本を持ってる人は確認してみてください)
ちなみにプロの写真家は液晶画面を撮る場合、反射などを考えて綺麗に撮るし掲載するときも反射部分は修正してます。

昔のハードならともかく今でも購入可能なハードですしちゃんと撮影して欲しかったです。
「本」はその後も記録として残るので。

パラパラと眺めるにはうってつけの本。
アマゾンレビューで★1をつけている人の感想いわく「レゲーを取り扱っているコアサイトの文章を一部ほぼパクって掲載している」のが残念でしたが、こういうカタログ本は1冊あると便利ですね。

アラさがし感想みたいになりましたが、幅広く種類も沢山載っている本なので興味がある人は読んでみるといいと思います。掲載されているハードは全部写真付きで一覧できるので貴重です。

■他の感想ブログさんなど
極東ゲームレビュー館=今さらだけど、家庭用ゲーム機コンプリートガイドを買ってきたよ。
内容が少し見れます


家庭用ゲーム機コンプリートガイド Kindle版
家庭用ゲーム機コンプリートガイド BOOK☆WALKER版


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