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レトロゲーム(アーケード含む)から最新ゲーム(VR含む)までのゲームの展示会です。
PSVRも体験してきたのでその辺の話題もあります。写真多量注意。
タイトルリストで現在の状況を確認

ゲームオンタイトルリスト一覧(公式サイト)
定期的に更新されていて「調整中」なども書いてあります。
これから行く人は事前に確認しておくと便利。

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入り口。いろんな「ボタン」が。全部わかるかな?(わかりませんでした…)
館内は写真撮影OKです(動画は知らないので確認してください)

何がともあれ最初はPSVRから

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平日朝9時15分着で並んで10番以内でした。
遊ぶVRは「The London Heist」(シューティング)を選択。
1人10分くらいの割り当てになっていてVR体験時間は5分です。
1時間で6人。The London Heistは2台あったので1時間で12人しか捌けないです。
VRを絶対に遊びたい!という人は朝早く並びましょう。
※事前にローソンでチケットを購入しておく必要があります
(会場でのチケットの販売は10時からなのでVR列に並べません)

ロッピーでいつでも購入可能なので買ってから会場に行きましょう。


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待機中。
ヘッドマウントディスプレイをかぶると最初に視点の位置調整をやりますがここでミスると酔うのでちゃんと操作説明をよく読む(待機中に読んでねと説明書を渡されます)
The London Heistのゲーム動画はここ(日本語版は吹き替えになってます)

最初に「ダッシュボードをあけろ」と指示があるので腕を伸ばしてあけます(ボタンを押す)
あけると「マガジンがそこにおいてあるからひたすら撃て」みたいなことを言われます。
チュートリアル終わり。
敵が出てくるのであとはひたすらマガジン取ってリロードして敵に向かって撃つだけ。
自分に被弾はしない?みたいです(被弾した演出が無かったので)
運転してる人に向かってわざと撃つと避けてくれるモーション付き。このハゲオヤジ有能である←
フロントガラスがあるはずなのに銃の弾が勝手に貫通して敵にあたるので違和感があるんですがこの辺はVRの没入感だからこその違和感ですね。

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自分はFPS酔いをするので心配だったんですがVRはまったく酔わなかったです。
ゲームオンの後に秋葉原の乖離性ミリオンアーサーVR(HTC製Vive Pre)もやってきたので興味がある人はこっちの記事もどうぞ。

VRは体験した人は「絶対買う」と言うのを見かけるんですが自分は「最初はスルーでいいかなぁ」という感想でした。
というのもカメラ、コントローラー、ヘッドマウントディスプレイと用意するものが多すぎる(さらに本体が必要)
ヘッドマウントディスプレイはともかく残りの2つは早くなくなってくれないかなぁ…

あと体験は5分間でしたが間違いなく長時間やるとすぐ飽きるのでこの辺をどう対策したゲームが出てくるか、な感じでした。
GDC2016でもVRの話題が多いそうですがやはり「飽き」の話題は出てるみたいですね。
VRは今後に期待はするけど発売日はスルーでいいかなという個人的感想。
個人的にはVRでゲームよりFF7ACとか映像の方が楽しめそうな。

最初のVRの体験感動は間違いなくものすごいのでまだ体験してない人は機会やチャンスがあれば是非行ってみて下さい。


■STAGE1
「プレイの誕生」—コンピュータが生んだエンターテインメント
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※画像は朝一番に入場した時のものです(10時)
10時30分すぎたら人だらけになるので人がいない写真を取りたい場合は早く行きましょう。


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歴史のおべんきょー…のはずなんですが。
「あそぶ!ゲーム展」(感想記事)がレトロゲーム特化の歴史のお勉強展だとするならゲームオンはゲームの見本市な感じなつくりになってます。
なのでせっかくの貴重な展示もじっくり見る人があまりおらず(写真撮る人すら少ない)皆ひたすら「ゲームゲームゲーム!」な感じな雰囲気です。
この辺は意見がわかれるところですが「レトロゲームから最新ゲームまで好きに遊べる」っていう空間のイベントもそうないのでこれはこれでアリな気が。

ただ取り扱いジャンルが幅広すぎで説明不足な印象を受けました。勿体無い。

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一応解説ボードはあるんですがやたら上の方に設置してあったりしたのでこの辺は良くないかなぁと。
(レトロゲーム系のみちゃんと隣に解説ボードが置いてあります。最
新に近いゲームの紹介ほど上に解説ボードが置いてあるので誰も読んでないという…)

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ポンは「あそぶ!ゲーム展」なら空いてたので滅茶苦茶沢山遊べたんですがゲームオンだと並んでました…

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ステージ1には置いてないですがオデッセイはここに紹介するべきだと思った。
十字キーのようなものが開発される前のハード(といっていいのか)はつまみのようなもので操作します。

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昔のゲーム?はボタンが今のような既製品ではないので「つまみのようなレバー」(正式名称知らない)で操作をしていました。
というエピソードはあそぶ!ゲーム展で学びました。

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拡大。
これを「動かして楽しい」っていう感覚の時代だったんですねぇ。

ゼビウスAC版やりましたがレバー操作が現代の作品のスピードほどついてこないので(そりゃそうだ)難しかったw

■STAGE2
「ゲームセンターでプレイ」―アーケードゲーム

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スペースインベーダー、パックマンなどお馴染みのものも置いてあります。

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皆大好きハングオン。
見た目もバイク!とわかりやすいので人気でしたね。

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デイトーナー♪
この曲のエピソード知らなくて教えてもらいました。いい曲なのでたまに聞いてます。
一回聞いたらゲーム知らなくても忘れられなくなるので知らない人はリンク先↑どうぞ(笑)
参照=日本一歌の上手いサラリーマン
しかしこの時代からカーレース系のゲームの本質そのものは全く変わってなくてびっくりです。
これ遊んだあとにグランツーリスモ6やるのがオススメです(後述)

■STAGE3
「いろいろプレイ」―「◯◯ゲー」の発生と進化

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この辺からPS3やPS4といった最近の作品も出てきます。
ポータル2(感想記事)は箱版でした。
ポータルはPV観た瞬間にこれは歴史に残るゲームだと直感したのでFPS酔いしながらクリアしましたが良い作品でした。
そして画像のど真ん中にある目立つ機体はもちろんー…

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時代を先取りしすぎた「鉄騎」ここに登場!
当時めっちゃくちゃ話題になりました。価格も高かった(19800円)し何よりコントローラーを置く場所がwwwww
起動するだけで一苦労なゲーム。自爆ボタン完備。
ゲームオンバージョンはペダル付きです。
(ペダルが無い展示もあるそうなので一応)

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やはり見た目にもインパクトがあるので人は随時いました。
で、11時ごろに経験者らしきおっさんが登場してバリバリ動かしてました(それだけで人だかりができる)
ここでならおっさんも英雄である(マジで)

余談ですが自分が朝一で並んだときも白髪のおっさんが1番でした。
思わず気が引き締まる(自分もまだまだ負けられぬ)
客層は小さな子供(家族)、学生軍団、おっさん、カップル、海外勢と幅広いのでデジタルゲームが好きな人なら是非いってみてください。

■STAGE4
「おうちでプレイ」―家庭用ゲームの進化

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右側の巨大スクリーンはクリエイターさんのお話動画。
イスもあるので休憩がてら観るのを推奨されてる感じでした。
短いながらも面白かったですよ。

写真の真ん中においてあるのはオデッセイ(前述)なので反対側を(次)

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ゲームキューブやドリームキャストなどだんだん最近に近づいてきました。
少し残念だったのがハードが上に展示してあるやつは詳細が書いてなかったんですよねぇ。
今中高校生の人はゲームキューブですらわからないと思うので詳細は書いたほうが。
※上に展示されてるハードと下でプレイ可能なハードは違います
(プレイ可能なハードの方がさらに古い)

■STAGE5
「どこでもだれでもプレイ」―キッズ&ポータブルゲーム

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携帯ハード特集。古いものから最新のものまで。

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わ、わからない…
ここのブースは本当にこまごまとしたものまで置いてあるのでわからない機種が多かったです。
勉強不足を痛感する…
ここのブースはちびっこ(子供)が多くて体験チャンスが取れなかったのでもう一回行く機会があれば今度は触ってみたいです。

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個人所有のもの。すごい量でした。

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ディスクシステムっぽい

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この辺は年代がばれそうな。

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わからないー…
細かく解説ボードが欲しかったです。
ゲームオンはとにかく解説ボードなんとかしてください。
全部みやすい位置において欲しい。


■STAGE6
「アートでプレイ」―ゲームキャラクター、音楽、映画

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グランセフトオートなど。完全に最近の作品です。
今25歳以下の人はこの辺もまだ古くてなじみがないかも。

RezはPS2版が展示されてました。
最新作のRezインフィニティがPSVRで六本木で体験できます(残念ながら行けませんでした)
Rezは当時本当に業界から評価されてよかった。
自分の周りだと薦めても「このゲーム何が面白いの?」状態で独り悲しみつつハイスコアだしまくるほど遊んでました…
PS2ゲーで最後まで売らなかったうちのひとつでした。
こういう展示会には絶対入ってくる作品になると自分は当時から信じてたよ(ホントに)
水口ゲーはやはり何かが違う(VRと水口さんの話題が書いてある本の感想はこちら

■STAGE7
「作ってプレイ」―インディーズゲームとプラットフォーム

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マインクラフトPS4版。
なんと!体験コースは日本未来科学館です(ちゃんと細かくステージを作ったそうです)
午前中は空いているので遊びたい人は午前中が狙い目です。

■STAGE8
「みんなでプレイ」―マルチプレイヤーとコミュニティ

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マッスル行進曲(wiiU)って初めてみたんですがめっちゃバカゲーじゃないですかー!!!!
これプレイしてる人を外から眺めてるとマッスルポーズばっかりとってて楽しいwwwww

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イングレスは映像展示のみ。
プロジェクターで表示してました。
イングレスもやりようによってはVR楽しそうだと思うんだがなぁ。

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グランツーリスモ6
フェラーリを選択して山のコースを遊びましたが背景が綺麗すぎて60キロでのんびり背景ながめつつ運転してたら1コース走って終わってしまった(3分まで)
このシリーズのリアル追求っぷりは本当にすごいですね(ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム展(感想記事)で詳細が展示されていたのを思い出す
ゲームで綺麗にウソをつきつつ出来るだけリアルによせてる感がすごいというか(説明しにくい)

■展示品など
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「青」がないんですがこれは。
一応任天堂作品もありますがゲームオンの協賛には入ってないのでそれなりな展示数だったのが残念でした。
ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム展(感想記事)の方だと協賛してたのでマリオ3のパッケージ原画とか任天堂作品のゲームが沢山展示してあったんだがなぁ…
ゲームオンはソニーが協賛に入っていてメイン?っぽいのでPS系が多めです。

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TRPGファンにはたまらない一品だそうです。D&Dの赤本。
展示BOXがちょっとわかりにくいのでよく探してみてください。

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雑誌。
ベーシックコンピューターゲームズの実物ははじめてみました。

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懐かしいですねぇ。

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ペンギン君しかわからないorz

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この辺も解説が欲しいです

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上の方に飾ってあるだけなのが残念すぎる
あとファルコム系が無かったのが残念だったなぁ。

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ここからはハード。
スーパーファミコンは知っていてもこれは知ってる人は限られている気がします。

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ハードの展示はかなり多いです。
少なくとも自分が今まで行ってきたゲーム系展示会の中で一番多かったです。
知らないのも沢山ありました。
ざっと観た感想はファミコンが出るまで「キーボードの呪縛から逃れられないコントローラーが意外と多い」(ボタンがやたら多い)感じでした。

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写真以外のものも沢山展示されてるのでハードに自信がある人は是非。

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こんな箱あったんかい。

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コントローラーが面白い。

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これ真ん中のボタンが押しにくいんですが何で採用したのか作った人に聞いてみたい…

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しかしこの「つまみっぽいレバー」からよく今のコントローラーまで進化していったなぁ。
ちゃんとこれでゲーム内で十字操作ができるのにびっくりです。

※一部の展示ハードは実際にゲームをプレイすることが可能

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テレビテニスは意外とデカイ。


最後にPSVR(チケット制)があって終了です。

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物販。
意外と種類が少なかったです。
クリアファイル付き前売りチケットを購入してる人は物販ブースのレジで引き換えなのでお忘れなく。
ゲームオンのメイン写真のクリアファイルでした(この記事の一番下に画像あります↓)


ゲームオンの本。
有名開発者達のインタビューが盛りだくさん。
3月中旬から一般市場でも購入可能になりました。本屋でも購入可能です。
ちょっと高いんですがインタビューが本当に貴重な人達ばかり沢山のっているので値段相応な感じ。
本文2色刷りで豪華。

遠藤雅伸氏のインタビューは相変わらずキレがあって面白いです。
「サマーレッスンは女性(同性)の方が胸やパンツ見たがったりするけど男性だと萎縮しちゃってなかなかそうはしない」とか興味深い。

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お疲れ様でした。

ゲームの解説がもう少しあったほうがよかったなぁという感じでした。
あそぶ!ゲーム展とはまた違った面白さでゲームの見本市でしたね。
次があるなら任天堂の協賛をー…(切実)

平日の午後でもゲーム全台が人で埋まってしまうので休日に行く人は注意してください。
展示数が多いので事前に公式サイトで展示リストから自分が絶対に遊びたいゲームをリストアップしておくと効率よくまわれると思います。
ゲームが遊べなくても展示品がかなり多いので困ることは無いんですが解説が無いところも多いのがちょっと不満でした。
休憩用のイスが用意されていますがそのままモニターで解説動画が観れるのはすごくよかったです。
これ他の展示会でもやってくれないかなぁ。


次はあそぶ!ゲーム展のシーズン2の発表待ちです。
パンフレット買いそびれたので次こそ買いたい。

ゲームオンに協賛している日本ゲーム博物館館(愛知県)はちょっと興味があるので再オープンしたら行くかも。
修理している館長のインタビューとか読み応えがあってすごい面白いので興味がある人は是非。
ツイッターとかレゲー台の修理の話題もあってあついです。

おまけ

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ゲームオンは日本科学未来館1Fですが上に上ると(5Fか6Fあたり)カフェがあります。
なんと「飲食持ち込み可」でイスに座れるのでオススメです。
このあとエオルゼアカフェが控えているので少しだけ。

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ゆりかもめの「船の科学館駅」から帰る人が多いと思いますがフジテレビ本社近くなので(写真の丸い球体がフジテレビ)ダイバーシティもあります(画像右側の建物)
写真にはギリギリ写らなかったんですが等身大?ガンダムとガンダムカフェ東京プラザ店があるので地方から来た人は観光にどうぞ。
結構遠いところからでもガンダムの頭が見えるので(木よりも高い)場所はわかりやすいと思います。

お次は秋葉原へ移動して乖離性ミリオンアーサーVRをやってきました。
1日で2種類の違う機種でのVR体験です。
ゲームオン(イマココ)>乖離性ミリオンアーサーVR>FF14エオルゼアカフェ
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▲ゲームオン前売りクリアファイル付きチケットでもらえるクリアファイルの絵柄は上図(右側)