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この立ち絵の真正面が無いから「マントの内側の色が赤色」がわからないのでvita版移植時に真正面の立ち絵用意して欲しい(切実)
vita版移植が発表になっててあわててPC版クリア。
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「ミミックってのは擬態を意味している言葉なんだよ。別に宝箱に限った話じゃないんだ。本来はね」
し、知らなかったああああああ!
一応推理ゲーでもあるのでこのゲームは博識キャラが多いです。

個人的に夏編の方が面白かったです。
秋編は恋愛要素が全部テンプレ展開で最後まで終わってしまうのでこの辺で評価が分かれると思います。
三角関係、双子トリックは春編でやっているのでもう少し違う方向のストーリーを期待してたので少し残念でした。
謎解きパートは夏編よりもさらに簡単になってます。
(春編が一番難しい)

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バレンタイン行事とラブレターに興味が無い人は大体これ知ってるので年頃の中高学生は覚えておくといいのでは。
あとFLOWERSはSteamで海外移植もしていて大人気らしいんですが海外でもこの世界観が理解されてることに驚きました(なお、日本から海外DL版は購入不可のようです


舞台設定や雰囲気は春編から全く変わってないのでゲームを開始するとすぐにこの世界観に浸れます。
プレイヤーの「百合を眺める視点」は最初から最後まで徹底して作られているので百合ゲーが好きな方にはオススメ。
人が死んだり血なまぐさい展開には決してならないので王道百合ゲーのシリーズ。
プレイ時間は全てのエンディング回収を含めて9時間~10時間くらい。
今回は途中の分岐でシナリオ展開が少し変わるのがわかりやすくて良かったです。

本編通しての謎はついに次の冬編で真相かな?
これだけ長く引っ張ったので期待してます。
秋編の蘇芳さんの出番は少ないですがこの作品の登場人物の中で一番成長しているのが蘇芳さんでした。
人によっては主人公である譲葉の評価は逆に下がるかも(自分はそうでした)


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「僕は勝利を得たいんじゃない。負けたくないんだ。微妙な差だが、其処が違う」
わかる。

譲葉の「かわいいもの好き」の理由が全くわからなかったのがちょっと不満でなぁ…
その割りに「僕には似合わない」とか言い切ってるのがよくわからない。
好きなものには堂々としてそうなタイプですが実はそうではない、というシナリオですが隠しておくべきは同性愛者でそれ以外は別に隠す必要もないし否定する理由も無いキャラなんですが「かわいいもの好き」だけに関してはやたら拒否する(好きなのに)のがよくわかりませんでした。
一番最後の「やっぱりネリネが好き」の流れは双子トリックを入れつつうまくつなげていて面白かったのでこの辺に関しての不満は無いんですが双子トリックは春編でもうやってるのでマンネリ感が。

丁寧な百合ゲー、王道テンプレ、なのは間違いないので春・夏編が気に入った人は遊んでみるといいと思います。
いきなり秋編から遊んでも大まかなストーリーはわかると思いますがやはり春編から順番に遊ぶことを強くオススメします。


ドラマCDは完全にネタバレなのでクリア後に聴くことを推奨。
いよいよ次でラスト(のはず)
ハッピーエンドは約束されてるとは思いますがどんな展開が待ち受けているのか楽しみです。

vita版移植は2016年11月17日発売予定。
vita版公式サイト


PSP版は夏編まで。秋編からはvita版での発売になるそうです。