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元朝日テレビアナウンサーで現eスポアナウンサーの平岩康佑アナの本。
いつもテレビでよく聞くあの実況声がゲーム大会で聞ける時代になりました。
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odyssey公式サイト
朝日テレビを退職後にすぐ立ち上げたeスポーツ解説実況メイン事業の会社
平岩康佑Twitter
異世界ニュース(本人のyoutubeチャンネル)
FF7Rのニュース、ぶつ森実況、APEX英語実況とかで有名になった人。

いつもテレビから流れていた実況のあの声。

これ以外言うことがない。

テレビ局退職してeスポキャスターに転身した時に話題になりましたがこれも策略的いや計画的な話題作り営業だと書籍に書いてありました。

そんな元テレビアナウンサーがゲームが好きすぎてeスポアナウンサーとして独立した経緯を書いたのがこの本「人生の公式ルートにとらわれない生き方~ゲームが好きすぎて局アナを辞めた僕の裏技~」です。
ただタイトルで損してると思う。
タイトル名が長過ぎて検索しにくい。
本の内容から裏技というより自伝なので"裏技"という言葉は使わないほうがいいと思う(読者が詳しいノウハウを期待してしまう)

以下個人的メモ--------------

・「とにかく(eスポキャスターの)第一人者になりたい」
→日本のeスポキャスターは平岩康佑が一番最初の人です
・オデッセイ所属のメンバーはなるべく同じジャンルのゲームばかり実況させないようにジャンルはバラバラ配分で振り分け
・あまりにも専門技術に寄った内容やマニアの内輪ウケネタのようなものを実況に盛り込むと、観客は一気に引いてしまう
・観客が求めている実況を展開する姿勢は、サービスとして重要なこと
→リハーサル時や休憩時間に選手たちに取材する、TwitterのダイレクトメッセージやLINEでの取材も行う

TED Talks)ビデオゲームは脳にどんな影響をあたえるか?
→日本語翻訳が下に書いてある
> 一つ目は頭頂葉皮質 注意力の向きを制御する部分です
>二つ目は前頭葉 注意力を維持する部分です
>三つ目は前帯状皮質 注意力を制御し 矛盾を解決するところです
脳画像を研究した結果 アクションゲームで遊ぶ人は この3つ全てのネットワークの 効率の良い事がわかりました


・ゲームノートの作成「PDCA」
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action(改善)
PDCAは検索したほうが詳しいことが掲載されているので省略。

・アナウンサーやタレントが出演した時、どの程度の視聴率を稼げるかという意味で「潜在視聴率」という言葉が使われていた→現在はTwitterのフォロワー数やyoutubeの登録者数という明確な数字で図れるようになっている

・酒を飲んでからのインプットはあまり役に立たない→一人で飲みに行くことは絶対無い
(それはとてもエライんだが食事の時に"ながら食べ"は体調に影響するので本当に辞めたほうがいいですよ…)

・やりたいことがあるなら、リスクをとる。自分から動いてみよう


個人的にはeスポをアナウンサー視点での話が書いてあるのかと思ったらそうではなかったので少し期待はずれでした。
局アナ時代は年収1000万くらいだったらしくこれ前提で話が進むので最初誤字かと思った。
やはり本のタイトルが全てにおいて中途半端で良くない。
途中から起業家向けなのか投資家向けなのか自伝なのかeスポの本なのかわかりませんでした。
局アナ退社~オデッセイ設立と平岩アナの人生論や考え方が多く最初から自伝で売ったほうが良かったのではと。
もし次に本を出すことがあるならeスポキャスター本特化で出してほしいです。


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